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30年以上作り続けている八角風味のとてもおいしい焼き豚の作り方のコツ、レシピ

とてもおいしい焼豚(チャーシュー)の作り方です。ちょっとした工夫でとてもおいしくなります。
子供のころから料理が好きで、毎月料理本を取っていました。その中に焼き豚のレシピがありました。八角と味噌を使ったちょっと珍しく、とってもおいしい焼き豚です。それを自分なりにアレンジをして、30年以上作り続けています。嫁に行った娘も定期的におねだりしてきます。もうそろそろこのレシピを見て、自分で作ってほしい気もしています。

焼き豚の盛り付け例

八角風味の簡単焼き豚の材料(約4人分)

1. 豚肉塊400g 、部位はお好みですが、我が家は脂身が苦手ですので、モモと肩ロースを混ぜて作ります。モモだけでは、脂肪が少なすぎてパサつきます。経験では国産豚肉のほうが臭みが少なくおいしいと思います。

2.下味用調味料など、長ネギ1本(青い部分も使い、ざく切り)、生姜1片(うす切り)、しょうゆ大さじ6杯、
酒大さじ1杯、砂糖大さじ1杯、 赤みそ小さじ1杯(名古屋近辺は赤みそ)、八角1片(写真左は6片分)

八角下地用薬味


3. 煮込み用調味料、しょうゆ大さじ2杯、砂糖大さじ2杯、酒大さじ2杯、水100㏄

チャーシュー(焼豚)を作る材料はこれだけ。チャーシューはある程度作りおきができるものですし、少ないと鍋に入れたときに隙間ができて効率が悪いので、ご自分のお持ちの鍋に詰められる程度のお肉を用意されると良いでしょう。今回は肉1200gで作っています。ですから調味料などは上記の約3倍です。

焼豚(チャーシュー)の簡単な作り方

1.豚肉に下味をつける

豚肉にフォークを突き刺して味を浸み込ませやすくします。
下味調味料に少なくとも40分位漬け込みます。一晩漬けても構いません。ビニール袋を使って空気を抜いた状態にして肉全体につけ汁がまわっているなら、肉を途中でひっくり返したりする手間がありません。
煮込む時間を短縮したいときは肉を小さく切ります。八角は花びらみたいなものを1個か2個使います。香りが強いので好みで分量は調節してください。

下味をつける

2. 豚肉をフライパンで焼く

水分を取って熱したフライパンで表面を好みの焼き色にします。表面を焼くことによって肉汁を閉じ込めることができ、また香ばしさが出てきます。脂身を先に焼けばオイルは不要です。タコ糸で縛ってもいいですが、私は手間なのでしません。 しみ出てきた油は捨てます。

豚肉を焼く

3.豚肉を煮る

豚肉を鍋に移し、残っている下味用調味料と煮込み用調味料を加えて40分位煮ます。肉に箸がすっと通ればOK。圧力鍋を使うときの時間は圧力鍋の説明書を参考にしてください。

煮汁が少ない時は煮込み用調味料を付け足してください。写真位のひたひたの量が良いでしょう。できれば時々転がしながら全体に味が含むようにしてください。途中で味見をして調整してください。煮込んでいるうちに味は濃くなりますので、初めは薄めのほうが良いです。右写真が煮あがった様子です。

おいしそうな色になりました。

煮る煮あがり

4.豚肉冷ます

豚肉を煮汁に入れたまま冷まします。自然に冷ましている間にも味がしみ込みます。写真のように脂肪分が白く固まりますので取り除きます。急ぐときは鍋ごと氷水につけて冷ましてしまいます。脂肪分が気にならない方はこの工程は省いてください。

焼き豚の脂肪

5.味を絡める

煮汁が多い時や、煮詰まらないうちに肉に火が通った時は、肉を取り出してから、煮汁を好みの濃度に煮詰めます。その後肉を戻して煮汁を絡めます。
肉を入れたまま煮詰めると、肉が固くなるからです。残った焼き豚は冷蔵庫や冷凍室で保存してください。

もっとおいしくするポイント

1.砂糖を白砂糖だけでなく半量を黒砂糖やはちみつにするとこくがグッとアップします。
2.酒の量を多くすると品の良い甘味が出ます。料理酒を使う場合は塩分が含まれていますので、しょうゆなどの調味料を加減します。
3.このレシピのポイントは味噌です。小さじ1杯のわずかな量ですが、しょうゆだけで煮るより、味がまろやかになります。
4.夏などさっぱり味にしたいときは、しょうゆを減らして梅干を入れてもおいしいです。

この煮汁を使った焼き飯もおいしいですので、別の機会にご紹介します。


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